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Service Design Sprintを使って短時間で課題解決!ワークショップを開催しました

  • 2018.03.26

    2018年3月のコンサルタント交流会は株式会社ニューロマジック様ご協力のもと、SPACE大手町をお借りし、Service Design Sprintプログラムのワークショップを開催いたしました。

    ■Service Design Sprintとは


    今回テーマとして取り上げた「Service Design Sprint」プログラムは、サービスデザイン、デザインシンキング、リーンスタートアップの考え方を取り入れた、ワークショップ形式の問題解決プログラムです。最大4日間で課題に対するインサイトを発見し、プロトタイプの作成、検証までを行います。業界問わず、新規事業の立案から既存事業・業務の改善まで、ありとあらゆる領域の課題解決に活用することができます。

    サービスデザインやデザインシンキングについて、プロセスや理論的な枠組みの名称は知っていたとしても、実ビジネスでの活用に苦戦している方は多くいらっしゃるかと思います。

    そこでService Design Sprintプログラムは、実践的なアプローチに重きを置き、具体的に短期間で実務に落とし込むことができるよう設計されています。

    具体的には、「1.予測し」、「2.全体を捉え」、「3.プロトタイムを作成し」、「4.仕上げる」という4つのステップで、課題に対する洞察からプロトタイピングした解決策のブラッシュアップまでを、短期間(8時間×4日間=32時間)でやりきるという構成になっています。

    ■ワークショップはなにをやるの?


    さて、早速ですが今回の交流会で行なったワークショップの様子を覗いてみましょう。

    写真からお分かりになるとおり、ワークショップ中はチームに分かれ、いくつものワークシートや付箋を使ってディスカッションした内容を可視化していきます。

    今回は、時間の関係もあり、Service Design Sprintプログラムの一部を抽出して、参加者の皆様に体験いただきました。

    SDSプログラムの中で最も重要となる課題設定に関しては、今回は講師のFelipe Pontesさんにあらかじめご用意いただき、ワークショップの最初に提示された課題について、3チームに分かれて解決策の検討を行うという流れで進めました。
    (少しだけ種明かしをすると、ある場所に観光客を誘致するにはどうするか?という課題です)

    具体的には、
    ・ユーザーへのショートインタビュー
    ・インタビューを踏まえたユーザーのペルソナの設定
    ・ペルソナに対して魅力的に感じられる施策のアイデア出し
    という3つのセッションを取り上げ、各チームで手を動かしつつ、議論していただきました。

    時に個人でアイディアを練り、時にディスカッションしながらアイディアを交換しあい、チームメンバーのアイディアをブラッシュアップするという、普段の業務ではなかなかない経験をしていただけたのではないかと思います。
    そしてワークショップの最後では、参加者お一人お一人が考え出した解決策を各チーム一つに絞り、さらなるディスカッションでブラッシュアップした解決策を発表いただきました。

    ■さいごに
    日本はミーティング時間が長過ぎ、新しいアイディアを形にするまでに非常に時間がかかると言われていますが、世の中は非常に速いスピードでトレンドが変化し、技術が向上していっています。
    そのような状況で、8時間×4日間=32時間という限られた時間の中で一定のアウトプットを出すことにフォーカスをしたService Design Sprintのメソッドを活用し、新たなサービスを生み出すことは、伝統的な日本の物事の進め方に風穴をあけられるのではないでしょうか?
    今回ご協力いただいたニューロマジック様は、「サービスデザイン」についての初心者向けのセミナーも開催されていますので、ご興味をお持ちの方はぜひ情報をご確認ください。

    はじめての「サービスデザイン」セミナー



    Project BASEでは新たな気づきや学びの機会を提供できるよう、毎月1回交流会を開催しています。交流会の情報はProject BASEのFacebookページでお知らせしていますので、ぜひご確認くださいませ!

    次回の交流会情報はこちら



    <Felipe Pontes (フェリペ・ポンテス) さんプロフィール>
    Hivelab Japan代表、サービスデザイナー、スプリントマスタートレーナー、ブラジル出身。
    ・ブラジルのFaculdade Cásper Líbero大学ではジャーナリズムを専攻。学士号を取得後、6年間ジャーナリストとして活動。
    ・来日後は慶應義塾大学メディアデザイン研究科にてサービスデザインの実践を研究。
    ・2012年、Hivelabの創設者Tenny Pinheiroと共にサービスデザインについての本を共同出版。
    ・2015年9月から2016年4月には、ドイツとブラジルにて難民・亡命者やNGO職員と計9回のワークショップを開催。サービスデザインを通してソリューションを導きだした。
    ・2016年Hivelab Japan代表に就任。